AIに自社サイトの更新を任せる前に決めたい4つのルール。パスワードを渡しすぎない始め方
営業時間の変更、料金案内の修正、採用情報の追加など、自社サイトには細かな更新が繰り返し発生します。毎回担当者や制作会社へ頼むほどではないものの、後回しにすると古い情報が残ってしまいます。
こうした更新はAIに手伝わせやすい仕事です。ただし、管理画面の権限を渡して「いい感じに直して」と頼むだけでは、変更してよい範囲が分かりません。先に任せる作業と、人が判断する部分を分けておく必要があります。
AIに任せたいのは更新作業で、判断まで丸投げしない
AIに任せるのは、指定した文章の差し替えや、決めた場所へのお知らせ追加など、範囲を説明できる作業です。ページの削除、料金の変更、問い合わせ先の変更、公開範囲の切り替えなど、会社として判断が必要な操作は人が確認します。
この区別によってAIは「どこまで進めてよいか」を迷いにくくなり、担当者も確認する箇所を絞れます。
始める前に決めたい4つのルール
- 対象を限定する
サイト全体ではなく、「会社概要ページの営業時間」など、ページと変更箇所を指定します。 - 禁止する操作を書く
ページの削除、プラグインや設定の変更、利用者への送信、契約や支払いに関わる操作など、触れてはいけない範囲を明記します。 - パスワードと作業指示を分ける
日常的な指示文へパスワードを書かず、必要な権限だけを持つアカウントや、別に管理した認証情報を使います。 - 変更前後を読み返す
作業前に現在の内容を確認し、保存後は同じページをもう一度開きます。保存ボタンを押しただけでは完了にしません。
実際の更新は「読む、変える、読み返す」の順にする
最初は、1ページの文章修正のような小さな更新から始めます。AIが現在の内容を読み、変更予定を整理し、許可された箇所だけを直します。保存後は管理画面の値だけでなく、利用者が見るページも開いて、文章、リンク、画像、スマートフォンでの見え方を確認します。
対象や正解が分からない場合は、その場で止めることも大切なルールです。AIが推測で穴を埋めるより、担当者へ確認を戻した方が安全です。
別のAIや担当者へ仕事を渡す場合は、AIに任せた業務の引継ぎ書を作る方法もあわせて参考にしてください。
コピペ用プロンプト
自社サイトの更新をAIに任せる前提で、安全な作業手順を作ってください。
対象サイト:[サイト名]
対象ページ:[URLまたはページ名]
変更したい内容:[文章や画像など]
許可する操作:[例:指定箇所の文章修正]
禁止する操作:[例:削除、設定変更、送信、契約、支払い]
人が確認する項目:[内容、リンク、公開画面など]
認証情報は本文へ書かず、必要最小限の権限を使う前提にしてください。
作業前に現在の状態を読み、保存後は同じ箇所と公開画面を読み返す手順を入れてください。
対象や正解が不明な場合は推測せず、止めて確認する条件を明記してください。
実際の更新はまだ行わず、手順案だけを返してください。
まとめ
AIに自社サイトを任せるときは、権限を広く渡すより、作業範囲を小さく切る方が始めやすくなります。対象、禁止事項、認証情報の扱い、保存後の確認を先に決めれば、日々の細かな更新を任せながら、会社としての判断は人の手元に残せます。
ワークウェルでは、AIを使った業務自動化・バックオフィスの仕組みづくりを支援しています。お気軽にご相談ください。

