「重くて送れない」写真をまとめて軽く。アップロード不要の画像一括リサイズツールを公開しました

「写真を10枚送りたいのに、添付できる容量を超えてしまう」
「ホームページに載せる写真が重くて、スマホで見ると表示が遅い」
——バックオフィスの現場で、地味に時間を吸われる作業のひとつが画像の縮小(リサイズ)です。

そこで、画像をまとめてドロップするだけで一括リサイズできる無料ツールを作って公開しました。ブラウザだけで動きます。

先に使ってみたい方は、下のボタンからどうぞ。インストール・会員登録は不要です。

スマホ写真は、そのままだと1枚3〜5MBある

いまのスマホは4000ピクセル前後の大きな写真を撮ります。印刷するなら必要な解像度ですが、メールに添付する・資料に貼る・ホームページに載せるといった用途では完全に過剰です。

ところが、これを軽くする作業が意外と面倒です。ペイントやプレビューで開いて1枚ずつサイズを変えて保存し直す。10枚あれば10回。作業自体は簡単なのに、枚数の分だけ時間が消えるという、自動化するとすぐ効くタイプの手間です。

オンラインの変換サイトを使いにくい理由

「画像 リサイズ 無料」で検索すれば変換サイトはいくらでも出てきます。ただ、そのほとんどは画像を一度サーバーにアップロードして、向こう側で変換して返す仕組みです。

社内資料、現場写真、お客様が写っている写真、身分証の控え。こうしたものを「どこの誰が運営しているか分からないサイト」に上げるのは、情報管理の観点で気持ちのいい話ではありません。実際、社内ルールで外部の変換サイトの利用を禁止している会社も珍しくありません。

今回のツールは、ここを解決するためにアップロードを一切しない作りにしました。ページを開いた時点で変換に必要なものは手元にそろっていて、画像はあなたのブラウザの中だけで処理されます。ページを開いたあとに通信を切っても動きます。

使い方は3ステップ

  1. 画像をまとめて枠にドロップする(何枚でもOK)
  2. リサイズ方法を選ぶ(長辺の最大px/横幅px/倍率%/サイズは変えず画質だけ落とす)
  3. 「リサイズする」を押して、できたファイルを保存する

保存形式は JPEG/WebP/PNG から選べます。1枚ごとに「元のサイズ → 変換後のサイズ」が表示されるので、どれだけ軽くなったかがその場で分かります。元のファイルは書き換えません。

どれくらい軽くなるか

検証用に用意した 4032×3024ピクセル・2.33MB のJPEG を、標準設定(長辺1600px・画質80・JPEG保存)で変換したところ 378KB になりました。削減率は84.1%です。ただしこれは検証用画像1枚での実測値で、写真の中身によって結果は変わります。

理屈としては単純で、4032×3024の写真を長辺1600pxにすると、画素の数はおよそ16%になります。画面で見るぶんには十分きれいなまま、容量だけが大きく落ちるというのが、この作業の費用対効果の正体です。

なお、イラストやスクリーンショットをPNGで保存すると、まれに元より大きくなることがあります。その場合は表示される数字が黄色に変わるようにしてあるので、JPEGかWebPに切り替えてください。

「ブラウザだけで完結」を社内の標準にする

当社はこの形式のツールをいくつか公開しています。共通しているのはインストール不要・アップロード不要・その場で使い切りという点です。情シスの承認も、アカウント発行も要りません。

こうした「毎回ちょっと面倒な作業」は、外注するほどではないけれど積み上がると馬鹿にならない、という性質を持っています。1回3分の作業でも、月に20回あれば年間12時間。そこを1つずつ潰していくのが、いちばん現実的な業務改善だと考えています。

同じものをAIに作らせるためのプロンプト

このツール自体もAIに書かせています。自社用に項目を変えたい方は、以下をそのまま貼り付けてみてください。

画像を一括リサイズする単一HTMLファイルのツールを作ってください。

【必須条件】
- HTML/CSS/JavaScript を1ファイルにまとめる(外部ライブラリ・CDN禁止)
- 画像はサーバーに送信せず、ブラウザ内(Canvas)だけで変換する
- 複数ファイルのドラッグ&ドロップと、クリックでのファイル選択の両方に対応

【機能】
- リサイズ方法を選べる:長辺の最大px / 横幅px / 倍率% / サイズ変更なし(画質のみ)
- 保存形式を選べる:JPEG / WebP / PNG(PNGのときは画質スライダーを隠す)
- 画質スライダー(30〜100、初期値80)
- 1枚ごとに サムネイル・出力ファイル名・変換後の縦横px・「元サイズ → 変換後サイズ」・保存ボタン を一覧表示
- 合計の削減率を表示する
- 変換後が元より大きくなった場合は、そのサイズ表示を警告色にする
- 「すべてダウンロード」ボタン(連続ダウンロード)
- 出力ファイル名は 元の名前_resized.拡張子
- 元ファイルは書き換えない

【UI】
- 日本語。非エンジニアが迷わない言葉づかいにする
- ダークテーマ、スマホでも崩れないレスポンシブ

完成後、実際に画像を通して動作を確認し、エラーが出ないことを確かめてください。

まとめ

  • スマホ写真はそのままだと重すぎる。用途に対して解像度が過剰
  • 一般的な変換サイトはアップロードが前提で、社内資料や顧客の写真には使いにくい
  • ブラウザ内で完結させれば、情報を外に出さずに一括処理できる
  • 検証用画像1枚での実測では 2.33MB → 378KB(削減率84.1%)

動画・画像など「重くて送れない」ファイル全般の対処法は、「重くて送れない」を解決する無料ツールまとめ ― インストール不要・アップロードなしで動画も画像も軽くするにまとめています。

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